それでいいのか?フォーブスが選ぶベストETF2016

 

先日、フォーブス誌の「投資家にとってベストなETF 2016年版」にバンガードETFが多数選出されたとのニュースがありました。

 

米フォーブス誌の「投資家にとってベストなETF 2016年版」にバンガードETFが選出|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】

 

バンガードは確かに優秀なETFを出していますから、納得の結果と思いましたが、

元記事に対するリンクがないのが気になって、元記事を探して読んでみました。

 

www.forbes.com

 

そうすると、元記事には気になることが書いてありました。

 

Costs, costs and costs—these are the things that matter in picking an exchange-traded fund that tracks an index. Here are three things that don’t matter: performance, tracking error and premium/discount.

 

 コスト、コスト、コスト──これがインデックスファンドを選ぶ際に大事なことだ。

ベストETFの選出では3つのことを無視している:パフォーマンス、トラッキングエラー、プレミアム・ディスカウントだ。

 なんだそりゃ。フォーブスはベストETFを選んだ基準がコストだけ(あと純資産額が一定以上のもの)ですってよ。

 

過去の成績も、インデックスとの乖離も、市場でのディスカウントも全然考慮してないんです。そりゃ選ぶの楽だわな。

 

むしろ、同じS&P連動のETFでも、それぞれの組成やパフォーマンスの差異に着目し、低コストでも健全に運用されていないETFを警告し、相対的に少しコストが高くてもシャープ・レシオがよいETFを啓蒙するのが、経済専門誌のあり方ではないでしょうか?

 

こんなテキトーな選出が、元記事を参照されないまま何か権威あるものとしてインデックス投資界隈に伝わっていくのは、まったく我慢できません。

インデックス投資家はコストしか見れない単細胞とフォーブスに思われているのでしょうか。

 

 

 

 

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“それでいいのか?フォーブスが選ぶベストETF2016” への2件の返信

  1. 細かいニュアンスを取り入れていくと、それだけ主観的になるからじゃないですかね?
    よくわからないですが、たかがランキングでいちゃもんつけられるのはリスクと考えたんじゃないかなぁと思います。
    まぁ、だったらやるなよって話ですが。

  2. k300さん:
    コメントありがとうございます。
    評価というのは、ある程度主観的でよいと思っています。
    たとえば、コスト、インデックスとの相関、プレミアム・ディスカウント、流動性にそれぞれ一定の評価関数を置いて、総合得点でランク付けするなどですね。
    主観的ですが、定量的な評価になります。
    一般投資家の及ばない領域をフォローするのが、権威ある経済専門誌の役目だと思っています。

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