決算概観:シスコシステムズ(CSCO)

通信機器メーカーのシスコシステムズ(ティッカーシンボル:CSCO)が先週、17/2Qの決算発表を行いました。シスコは7月が期末の変則的な会計日程なので、17/2Qとは16年11月から17年1月の期間です。

決算はまずまずの内容でした。

17/2Qの売上は116億ドルと、16/2Qの119億ドルから3%低下しました。
GAAPベースでは、17/2QのEPSは$0.47と、16/2Qの$0.62から下落しました。
前期には法人税の還付などが入っており、これらの影響を除いたNon-GAAPベースでは、17/2QのEPSは$0.57と、16/2Qの$0.57から横ばいです。

17/2Qの市場コンセンサスは売上116億ドル、Non-GAAPのEPSは$0.56だったので、売上は予想通り、EPSは予想を上回りました。

 

売上の内訳を見ると、主力のネットワークスイッチが前年比5%減、ルータが10%減。また将来性がある分野のデータセンタ向けも、意外にも4%減です。

一方でサービス(内訳不明)が5%増となり、ネットワーク機器以外の成長戦略を模索しているように思われます。

サービスのグロスマージンは67.7%で、プロダクトのグロスマージン61.1%よりも良いです。したがってプロダクトとサービスを組み合わせたソリューションの拡大により、収益性の向上が期待できます。

17/2Qの配当は$0.29と、前四半期の$0.26から11%の増配となりました。(シスコは年一回の増配ペースです。15/2Qは$0.21でしたので、年間10%以上の増配を続けています)

17/3Qのガイダンスは売上がYoYでマイナス2%から横ばい、Non-GAAP EPSは$0.57-$0.59です。

株価は決算発表日2/15の32ドル台から3%程度上昇しており、ITバブル以来の高値圏で推移しています。

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