FAANG、NVIDIAなどテクノロジー株が急落

たまたま早起きしたらびっくりしました。

6/9(金)午後の米国市場で、テクノロジー株が急落しました。FAANGと称される代表的な銘柄や、NVIDIAなどの半導体株が中心です。

この日、ダウが0.4%上昇したのに対し、NASDAQ指数は1.8%安。

アップル、アマゾン、アルファベット、フェイスブックは3%超、ネットフリックスは4%超、NVIDIAは6%超も下げています。

NVIDIAは午前中に5%上昇し上場来高値をつけた後、午後に急落しました。

サイバーダインをウンコ呼ばわりしたことで有名な、空売りファンドCitronがNVIDIAの最近の急騰を熱狂したカジノのようだと評し、適正株価は130ドルとのレポートを発表したことが急落の要因です。

http://www.citronresearch.com/nvidia-trade-back-130/

確かに半導体銘柄はこのところの仮想通貨マイニングブームで非常に高くなっているし、NVIDIAは自動運転やゲーミングでも話題に事欠かないので、このところの上昇ペースが早すぎるのは事実です。ここ一ヶ月で120ドルから160ドル近辺まで4割上昇していました。

NVIDIAが6%急落したといっても、チャートを見ればわかりますが二日前の水準に戻っただけです。健全な調整のように思います。

 

アップルが下げた理由は別にあります。iPhone8のデータ通信速度は部品供給の問題から当面は低速のものに留まる見通しとの報道がロイターやブルームバーグから出ています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-09/ORA7RE6VDKHT01

アルファベット(グーグル)やその他の銘柄が下げた理由はよくわかりません。Citronのレポートには、NVIDIAを売ってリスクが少ない「Sexy Business」であるアルファベット株を買うように書いてあり、直接的なバッドニュースはないのですが、アップルやNVIDIAが調整して、他のFANG銘柄のバリュエーションも非常に高いために影響を受けたということなのでしょう。

(追記:ゴールドマン・サックスがFANG株について悲観的なレポートを出したようです https://heisenbergreport.com/2017/06/09/heresy-goldman-says-fang-mispriced-warns-of-factormageddon/)

総じて、FAANGや半導体銘柄の急落は、市場が総楽観で進んで来すぎたために、少しのバッドニュースにも疑心暗鬼になっていることが要因であるように思います。

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